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あい・こどもネットの登録団体を、情報案内人が訪問し、どんな人たちが、どのような思いで、どのような活動をされているのかをレポートします。
造形クラブねっこ
投稿日時: 2014-10-02 (1276 ヒット)

取材日: 2014年9月18日(木)
お話をうかがった方: 造形クラブねっこ 二村柚夕子さん


今回、お話を聞かせてもらったのは「造形クラブねっこ(以降「ねっこ」と表記)」の二村柚夕子さんです。
二村さんは、子どもも親もみんなで育ち合うことを、自然や造形を通じて育みたいという思いで、
1989年から教室を始められ、約25年も続いています。
長く続けられる秘訣は何だろう?
そんなことを思いながら、教室になっているご自宅の「ガレージ」を訪問しました。

ガレージには、たくさんのペンや色紙、工具やボンドなどの素材や材料がストックされ、
壁には、子どもたちの作品もレイアウトされていて、
「ルール」と子どもの字で書かれた紙も貼ってあります。  


この造形クラブでは、二村さんは先生であっても、
子どもたちに造形や絵を教えたりはしません。
子どもたちが、自分たちのやりたいことや「ルール」を決めているのです。
自分たちで決めることにより、リーダー的な存在も生まれたり、
子どもたちも自信や安心感から元気になっていくそうです。

「ねっこ」さんには、幼稚園児から中学生までが集まるため、
異年齢での交流も生まれます。
特に、年に数回開催されるイベントでは、卒業生もボランティアとして活動を支えてくれるため、
町のどこかで会っても話をしたり、年齢を超えた仲間意識も育まれています。

訪問した日も、幼稚園の子から中学生までの6人が集まり、カラースプレーで自由に布へ色を付け、
週末に行う「肝だめし大会」の衣装を作りました。
しかし「キックベースをしたいから、早く帰りたい」と何人かの子が言いはじめました。
二村さんは、「どういうルールだった?どうしたら遊べると思う?」
と声かけをしながら、みんなで相談をするように促しました。
ルールの一つ、5時までは制作をする、というルールをみんなで守ることを決め、
片付けまで済ませてから、近くの公園でキックベースをしました。

        










活動を見学した2時間の間、文句を言う子もいれば、ケンカをしたり泣き出す子もいます。
それが子どもたちの日常で、ありのままの姿です。
二村さんはそれを受け止め、だからこそ子どもたちも二村さんとの関係を緩やかに築いているようでした。


活動の理想に子どもたちを強引に近づけるのではなく、
子どもたちのストレートな言動を受け止めてあげることで、
子どもたち自身も気づいていく。
こうしたコミュニケーションの積み重ねにより、学校とは違い、
嫌なことも何でも話せる、安心できる場所となっていくようです。
そんな二村さんの寛容な対応が、子どもたちや地域に長年支持されてきたのだと感じました。 


「もの作りもコミュニケーションの道具の一つ」と二村さんがおっしゃったように、
造形クラブという入口ではありますが、そこは、生きていくための術を試行錯誤できる場所のようでした。
ゆっくりと「根っこ」を張りながら、たくましい木々が育っていく。
そのためには、雨も風も嵐もあるけど、明るいお日様は欠かせません。
まさに、二村さんはお日様のような存在なのです。
私も二村さんにお会いして、とても温かい気持ちになれました。


<information>
造形クラブねっこ
活動日: 毎週木曜日 午後4時〜6時

名古屋市中村区八社1-249
TEL 090−8338−5647
e-mail yuzuyyy@yahoo.co.jp

http://nekko.aikotoba.jp/
http://ai-kodomo.net/aichi-kodomo/kodomo/group0/index.php?id=308


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