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あい・こどもネットの登録団体を、情報案内人が訪問し、どんな人たちが、どのような思いで、どのような活動をされているのかをレポートします。
「ポトスの部屋」に行ってきました!
投稿日時: 2013-04-22 (5852 ヒット)

取材日: 2013年3月28日(木)
お話をうかがった人: 
ポトスの部屋 代表 山田ちづ子さん
  副代表(社会福祉士) 加藤暢夫さん 


 熱田区にある工場の脇の緑色の階段をのぼり、ドアを開けるとフリースペース「ポトスの部屋」があります。取材にうかがった日、山田さんと加藤さんがやさしい笑顔で迎えてくださいました。
 「ポトスの部屋」は、子どもや若者たちが自由に過ごせる場所です。入ってすぐに目についたのは、光の差し込む明るい窓際に並んだ、たくさんのポトス! 名前のとおり、ポトスでいっぱいの部屋なのです。棚には辞書や本、マンガがたくさん並んでいて、なんだかお友達の部屋に遊びに来たような、居心地のいい空間です。


 フリースペースを運営するうちに、生活保護世帯や母子世帯などの子どもたちが学習面でも大きな課題を抱えているということに気付き、2012年3月から「学び場」事業を始められたそうです。学び場はいわゆる無料塾です。経済的困難などにより生活面や学習面で支えが必要であったり、親子や兄弟姉妹の間での確執に悩む子どもたちを対象に、退職された小中高校の先生や地域のお母さんたちが中心となり学習支援スタッフとして学習サポートを行っています。
 昨年10月から週3回ここへ通い始め、九九やローマ字などの基礎から学習し、この春見事に通信制高校へ合格した子どももいます。

 「ポトスの部屋」の名前の由来をお聞きしたところ、山田さんが好きな『家栽の人』という漫画の第一話にポトスが生きていくために必要な世話の仕方について「彼のペースに合わせてのんびりやること」と語られており、「これだっ!」と思ったからだそうです。子どもには子どものペースがあり、あれこれと先回りして子どもを急かすことはせず、“のんびり”と温かく見守って子どもたち自身の生きる力を育てていくこと。その漫画の中に「大地から離して鉢に閉じ込めた分、人が心配りすればいい」という台詞があり、「私たちはそうした“心配り”ができたらいいなぁ」と思っていらっしゃるとのことでした。

 今までサポートしてきた子どもたちの話や、子どもたちを取り巻くことなど、様々な話を聞くうちに、ポトスの会のみなさんが子どもたち一人一人ときちんと向き合っていらっしゃる様子が伝わってきて、まさにここは「重要な他者」(家族以外に気にかけてくれる大人)に出会える場所なんだと実感しました。こういう大人たちに出会える子どもたちはいいですね。
 また、無料塾は単に勉強するだけのところではなく、子どもたちの生活そのものや進路のこと、学費のことなども含め、幅広いサポートが必要だとおっしゃっていたのも印象的でした。

 現在では、みなと医療生協との協働事業ということで港区でも行うようになったほか、中学1年生からの受け入れもすることになったそうです(当初は中学3年生のみ対象)。
 これからの活動に期待しつつ、私もまたふらりと遊びに行きたいと思う場所でした。


[information]
ポトスの部屋
名古屋市熱田区切戸町3-105 ヤマダエンジニアリング2F
TEL 080-4545-1889 (山田ちづ子)
FAX 052-681-9856

・フリースペース  ポトスの部屋
毎週 火曜・水曜・金曜
時間 13:00〜17:00
利用料 100円(冷暖房時50円加算)

・学び場
ポトスの部屋
 毎週 火曜・金曜  19:00〜20:30

当知診療所
 毎週 水曜日  17:30〜19:30

みなと診療所
 毎週 金曜日  17:30〜19:30 


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