サイト内の情報をキーワードで検索
私たちは愛知の子育てを応援しています!
  • 名古屋おやこセンターバナー
  • らららルーム
もどる   がんばる人みっけ!
あい・こどもネットの登録団体を、情報案内人が訪問し、どんな人たちが、どのような思いで、どのような活動をされているのかをレポートします。
猪高の森自然学校・田んぼ倶楽部
投稿日時: 2011-07-27 (3948 ヒット)

取材日:2011年7月11日
おはなしを伺った人:猪高の森自然学校 代表・松井登さん

あおぞら園に続き、今回は田んぼ倶楽部の取材に行ってきました。田んぼ倶楽部では、1年を通じた無農薬・無肥料による米作りを体験することができます。お米の苗を育てることから始まり、田植え、草取り、案山子作り、稲刈り、脱穀、籾摺りと米作りにかかわる一連の作業を体験できます。さらに11月の収穫祭では、自分たちで育てたお米を実際に食べることもできるんですよ。
今回は、5月に苗を植えた田んぼの草取り作業&ザリガニ釣りをしてきました。


●当日の様子
この日は13組33名の参加者が集まりました。4、5歳〜小学生のお子さん連れのご家族が多く参加されているようです。

出発に際し、松井さんからビンゴゲームの紙が配られました。自然学校らしく、森の草花を題材にした「森のビンゴ」です。

田んぼに向かう道中で、紙に書かれている草花を探してビンゴを完成させます。こどもたちはさっそく木の葉や花を探し、気になるものを見つけるとお父さん・お母さんに報告です。こどもが自然に興味を抱くきっかけにもなるとともに、ゲームを通じて親子の会話の創造にもつながっていて森の中はとてもにぎやかでした。

田んぼに到着したら早速草取り作業です。
大人もこどもも皆一緒に草取りをします。田んぼにはカエル、おたまじゃくし、ヤゴ、そして今や絶滅危惧種に指定されているメダカなどたくさんの生き物が生息していました。最初は草取りを頑張っていたこどもたちですが、生き物の魅力には勝てず最終的にはそれらの捕獲に熱中。その分は大人が頑張って草取りをすることになりました。

近頃は「泥が苦手」というこどもも多いようですが、ここでは女の子も男の子もほとんどのこどもたちが元気に田んぼに足を入れていましたよ。前回までは泥に入ることができなかったという女の子も、田んぼにいるおたまじゃくしを捕まえたい一心で泥を克服しお母さんを驚かせていました。
私も2歳の息子と一緒に田んぼへ。砂場での泥遊びは大好きなので田んぼも大丈夫かと思っていたのですがのですが、どうも息子はズブズブと沈んでいく田んぼの感覚が心もとないようで、「こわい!」と言って逃げ出してしまいました。残念。
午前中いっぱい草取り作業を行い、体は汗だく・泥でドロドロ。それでも大人もこどももみんな笑顔で楽しんでいましたよ。


お昼休憩を挟み、午後はザリガニ釣りです。たこ糸とスルメを使った原始的な方法でザリガニを釣ります。男の子たちは待ちきれないようで、大急ぎでお弁当を食べ終えると作った釣竿を持って池まで向かい、誰が最初にザリガニを釣るかを競っていました。
また「あっちの池の方が釣れるんじゃないか?」「水草の近くにたくさんいるんじゃないか?」と知恵を出し合ったり、竿で釣る係り・網で引き上げる係りと上手に役割分担をして遊ぶこともできていましたよ。 
その後はザリガニのオス・メスの見分け方などを教えてもらったりして、こどもたちも身近な生き物や自然に対して一層の興味、関心が持てたことでしょう。

参加者の方にお話しを伺うと、田んぼ倶楽部への参加のきっかけは「こどもに自然体験をさせたくて。」という声が多かったのですが、なかには「本当は自分が農業体験をしたくてこどもを巻き込んだ。」という面白いお父さんもいらっしゃいました。このお父さん、田んぼに積極的に入られてお子さん以上にはしゃいで頑張っていましたよ。また熱心な方だと「ここ数年毎年参加している。」という方もいらっしゃいました。

●自然体験としても、食育としても最適な「田んぼ倶楽部」
最近流行の農業体験。TVでは特集で扱われていることもあるのでみなさんも一度は耳にしたことがあると思います。私もかつて興味を抱きインターネットで色々と調べたことがあります。ただ1回の参加費が高かったり、開催場所が遠かったりということで結局一度も足を運んだことはありませんでした。
田んぼ倶楽部では、そんな流行の農業体験が名古屋市内で手軽に参加することができます。農業体験は都会で生活するお子さんにとって楽しい自然体験の場になるだけでなく、その作業を通じて食べものができる過程・大変さを知る食育の場にもなることと思います。田植え〜収穫までを体験できることもあり1年を通して参加される方が多いようですが、もちろん単発での参加も可能です。農業体験をしたい大人の方、お子さんに自然体験・食育体験をと考えているご家庭の方、ぜひ一度田んぼ倶楽部を体験されてはいかがでしょうか。

田んぼ倶楽部の参加にあたって・・・
−参 加 費−
非会員 1人もしくは親一人子一人まで900円(以後二人目料金450円)
会員  1人もしくは親一人子一人まで900円(以後二人目料金400円)
※共通 3歳未満は無料、ただし保険料として100円

−今後の予定−
8月:田んぼの草取り作業
9月:案山子づくり
10月:稲刈り
11月:脱穀、籾摺り  収穫祭

となっています。
「試しに1回参加してみようかな…?」という単発での参加も大歓迎です。
お子さんの自然体験・食育体験として、ぜひ気軽に参加してみて下さい。


●取材後記(あそぞら園&田んぼ倶楽部)
私が学生の頃に講義で聞いたレイチェル・カーソンの詩集「センス・オブ・ワンダー」は、私の子育て観に大きな影響を与えました。内容を簡単に書いてみると・・・

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。子どもは生まれながらにセンス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性を持っている。そのセンス・オブ・ワンダーを育むには、一緒に感動を分かち合ってくれる大人が必要である。

*
色々な知識を得ることはもちろん大切ですが、感性が豊かなこどもの頃だからこそ必要な体験・環境というものはあるのだと私は思います。そして自然の中での遊びや学びは、こどものセンス・オブ・ワンダーが発揮される場の一つのような気がします。猪高の森自然学校には、その環境とサポートしてくれるスタッフがそろっているので「自然に興味はあるけど何をしたらよいのか分からない」という人でも安心して参加できると思います。また活動分野が幅広いので、こどもだけでの参加、親子での参加、定期的に、長期休み等時間があるときにだけなど、生活シーンに合わせて参加して頂くことができますよ。
自然の中で元気に遊ぶことは豊かな感性への刺激になるとともに、こどもの体力低下、小児生活習慣病など現代のこどもを取り巻く問題の予防にもつながることでしょう。自然体験を通して、心も体もたくましくなってもらいたいですね。


■なごや猪高の森自然学校
http://kodomo-ecoclub.jimdo.com
http://ai-kodomo.net/aichi-kodomo/kodomo/group0/index.php?id=263


印刷用ページ 

サイトマッププライバシーポリシー事務局について
あいち・子どもNPOセンターが制作・運営しています
「あい・こどもネット」は愛知県(海部・尾張・名古屋・知多・西三河・東三河)の子育て・子育ち支援情報を収集したサイトです。
copyright「あい・こどもネット」all rights reserved.